[お知らせ]STRIXコーポレートムービーを公開しました!

こんにちは!ディレクターのyanaです。
先日になりますが、当社ストリクスのコーポレートムービーを公開しました。

今回はコーポレートムービー制作の背景や、制作工程、そのほか苦労したことなどをお話ししたいと思います。
コーポレートムービーは以下をご覧ください。

記事を読んでからご覧いただくと、より一層私たちの想いが伝わるかもしれません!

ストリクス株式会社|コーポレートムービー「わくわくをとどける」

ストリクスではARアプリの開発やWebサイト制作だけでなく、このような動画制作なども対応可能ですので、ぜひご相談ください。

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制作背景・概要

制作目的

ストリクスとまだお取引のない新規のお客様に向けて、コーポレートサイトやオウンドメディア「atSTRIX」だけではうまく伝わらない雰囲気や我々が大切にしていることを、動画を通じて知ってもらう

動画構成やイメージについて

動画構成は、目的や活用方法(掲載先など)、企業理念などをしっかりと動画で表現できるよう、構成案絵コンテを制作チームで準備し、すり合わせた上で制作を進めました。
その際、コーポレートサイトのイメージや、働くメンバーたちの想いを動画にいれる必要があったので、企業理念をもとにしたメッセージを軸にすることを決定。

動画全体の色味やデザインなども、コーポレートサイトのイメージを踏襲することにしました。

制作工程

大まかな工程は以下の通りです。

動画の目的や使用方法の決定
(動画制作するうえでの認識合わせ)

構成・絵コンテ・演出の決定

素材の用意

編集

確認

修正

納品

それぞれの工程を詳しく説明すると…

動画の目的や使用方法の決定

動画で何を伝えたいのか?ターゲットは?
動画を作って、何に活用するのか?
動画をなぜ作るのか、という目的が定まっていない状態で作ってしまうと、メッセージが伝わりづらいなんだかよくわからない仕上がりになってしまいます。

実際にお客様に動画を提供する場合には、しっかりとヒアリングする工程となります。

目的や使用方法を決定し認識を合わせることで、その後の工程である構成や絵コンテ作成、編集に至るまで、途中で変更を加える必要が出た時にも、ここで決めたことから逸れていないかを念頭に進行することができます。

構成・絵コンテ・演出の決定

構成では動画の流れを決定します。
絵コンテに落とし込む前の字コンテのような役割です。
イメージしている構成や演出を共有するために参考動画を出し合ったりもします。
お客様に向けの場合には、演出可能な範囲やどういった演出があるかなどのご提案の工程でもあります。

初期段階での構成案を少しだけ公開…

おおまかなシーンと演出を文字で共有できるようにしました。

この構成案をチームで話し合って、より細かく固めたら絵コンテに入っていきます。

決定した構成から、動画にする動きを具体的にイメージできるように絵コンテを作成します。

絵コンテでは、演出(動きはもちろん、効果音や場面転換の効果等)も決めておくと、のちの素材の用意や、編集中の動きの確認にも活用できます。

実際の動画の構成を紹介

企業理念やSTRIXのお客様に対する姿勢や丁寧さを、メッセージにのせて実際の作業風景を交えた動画にしました。

(メッセージ全文)

未知の体験や驚きは、人々の想像力と行動力の源泉となる「わくわく」という感情を呼び起こします。

「わくわく」は時に「好奇心」を育み、「新たな可能性」を気付かせてくれるでしょう。

そんな「わくわく」を世界中に届ける私たちストリクスはそれが出来ると信じています。

ストリクス会社理念 より

お客様の「夢」や「理想」を、”あっ”と驚くようなアイデアで形づくる。

その為に、私たちは「わくわく」した提案と丁寧なコミュニケーションで不安のない進行を実現しています。

そして抜きんでたデザイン力と向上心をもって、一つ一つを丁寧に。

アイデアを革新的で具体的なイメージへと変えていきます。

豊富な経験と知識を元にした開発力。

誰もが納得する高品質なクオリティを提供することで、お客様の夢と理想をかなえます。

誰もが驚く新しいSTORYを作る。

(コーポレートサイトとの親和性)

冒頭にもお伝えしたように、コーポレートサイトのイメージや社員の想いを動画にいれる必要があった為、 サイトの演出を動画にも取り入れています。
コーポレートサイトをご覧いただくとわかるのですが、 窓のような部分から大空へ飛び出す演出があります。
これは、STRIXの由来でもある「フクロウ」が冒険へ繰り出す様子を示しています。

この世界観を動画でも表現しました。
フクロウがSTRIXのロゴを越えて、渋谷の街へ飛び立ちます。

素材の用意

決定した動画の流れで必要になる素材を用意します。

今回の動画では、社内の様子を撮影する必要があったので、絵コンテに基づいてこの段階で撮影を行いました。

(撮影に必要になる小道具も事前に用意しておきます)

下の写真は、撮影シーンの一部です。

ここに写りこんでいるのは、絵コンテを印刷したものです。

この絵コンテに注意点や、撮影したいカメラの振り方などを書き入れてチェックができるようにします。

カメラに写ってもらう方にも絵コンテを見せることで、写り方や動きを共有することができます。

また、ロゴを動かしたり、PC画面を素材を作成して動かすシーンもあったので、この段階で用意しておくと、 編集に集中することができます。

編集

素材の用意に問題がなければ、編集に入れます。
絵コンテと用意した素材を見ながら、編集に取り組みます。
素材となる映像をつなげるだけであれば、AdobePremiereProが最適ですが、
今回の動画では素材を動かしたり、細かい調整を必要としたのでAdobeAfterEffectsを使用しました。

また、編集を複数名でする場合には、バックアップ・共有をしっかりとることで、
間違いを防ぐ、使いまわしができる演出を共有して時短ができます。

確認・修正

編集が最後まで完了したら、全体のイメージやスピード感、メッセージがブレていないかを確認します。
シーンをつなげて、全体を確認すると編集中にはわからなかった気づきがでてきます。
また、編集していると何度も同じ映像を見ている影響で、目が慣れてしまいフラットな見方ができなくなってしまうため、確認作業は第三者にも参加してもらうことが大事です。

修正が必要かどうかは、最初の工程で決めた「動画の目的や使用方法」から逸れないか修正を加えることでメッセージ性がブレないかを基準に決めます。

大変だったこと

構成・ヒアリング

コーポレートサイトに使用する動画ということで、現在のコーポレートサイトのイメージを壊すことなく動画を作る必要がありました。

コーポレートサイトに合わせたデザインを動画にすること自体はそう難しくありませんが、そこに制作する私たちの想いをのせて作るということは、とても難しく感じました。

現コーポレートサイトの制作スタッフや、理念の作成者等、表面的には理解しているつもりでも、動画を作る上でもっと深い部分を理解してそれを動画にしなければいけませんでした。

何度も打合せを開催して、構成を作り直したり、確認作業を行ったのですが、今回の動画制作で力を貸してくれたメンバーには本当に感謝しかありません。

撮影と撮影データの取扱い

今回は、撮影もチーム内で行いました。

初めて触る機材の扱いに戸惑い、実際に編集をしてみて「だめだこれじゃ使い物にならない。」という撮影物がでてきたり…撮り直しをする場面もいくつかありました。

撮影したものが使えるかしっかりチェックをする必要があると気づいたり。
また、これまでは、イラストや素材を動かすことが大半だったので、実写データを扱うということで処理の重さに驚いたり…

こんなにも素材によって扱いが変わるのかと、手探りしながらという感じでした。

スケジュール

構成を決めるという段階でかなり苦戦したので、スケジュールは常にカツカツでした。

動画編集、初挑戦のメンバーもいたので「どれくらいで仕上げられるか」という当たりを付けづらかったというのもあります。

時折残業もさせてしまいましたが、最後まで諦めることなくついてきてくれた動画編集メンバーには申し訳なさと感謝でいっぱいです…!

最後に

ここまで、お読みくださりありがとうございます。

今回、新たに挑戦して反省がたくさんありますが、そこから多くの気づきや達成感を得ることができました。

ここからさらにより良いものが作れるよう、挑戦を続けていきます!

コーポレートムービー本編をご覧になっていない方は、以下からどうぞ!

ストリクス株式会社|コーポレートムービー「わくわくをとどける」

ストリクスではARアプリの開発やWebサイト制作だけでなく、このような動画制作なども対応可能ですので、ぜひご相談ください。

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