リリース情報
福岡県小郡市にある九州歴史資料館様の「館内360°バーチャル体験」コンテンツ制作を弊社ストリクスが担当させていただきました。
九州歴史資料館は福岡県立の歴史系博物館で、大宰府史跡の発掘調査をはじめとした、調査や研究も進めている資料館です。
展示室では、多くの貴重な文化財を公開しています。
九州歴史資料館の公式サイトは以下よりご確認いただけます。
360°バーチャル体験とは?
その名の通り、館内を360°見渡すことができます!
身近なものですと、Googleストリートビューをイメージするとわかりやすいです。
以下はストリートビューで奈良公園を探索している様子です。
九州歴史資料館様でも、ストリートビューのように360°館内を見渡すことができるコンテンツとして制作致しました。
制作経緯
「コロナ禍においても、館内の様子や展示物を楽しめるサイトを作りたい」というご要望のもとに制作を開始しました。
360°自由に閲覧ができることはもちろん、展示物の画像や、説明をモーダルで表示することで、
実際に館内ツアーをしているような体験ができます。
普段は、見ることができないバックヤードを巡るコースをはじめ、常設展示、特別展示、館内・館外といった4つのコースを用意しております。
また、トイレや授乳室、エレベーター、駐車場の確認など、来館前の不安を取り除くような役割も担っております。
制作概要
この度の360°バーチャル体験において、ストリクスでは撮影・デザインから開発までを一貫して担当させていただきました。
撮影
「RICOH TEATA V」という360°写真や動画が撮影できるカメラを使用しました。
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今回は、静止画を利用したため、館内のルートを決めた上で、見せたい展示物を写せるポイントを定めて撮影に挑みました。
前述したGoogleストリートビューは個人でもアップができるのですが、そういった方も「RICOH TEATA」を使用している場合が多いようです。
デザイン
資料館ということで歴史が持つ重厚感を持たせつつスタイリッシュさのあるデザインに仕上げ、落ち着いた印象を与えられるようにしました。
展示物の資料や館内の画像がメインになるので、邪魔にならない「明朝体フォント」を選択しました。
また、視認性を高めるため、写真を濃い目にして、白の文字を組み合わせることでコントラストのある目立つデザインにしています。
また、コース内は展示物に視線が行くようにアイコンやUIは極力シンプルにしています。
シンプルながらも、インフォメーションのアイコンは黄色と黒を組み合わせることで視認性を高めクリックされやすいデザインを意識しています。
krpano
krpanoは、VR系のwebサイトにも多く使われている360°プレイヤーです。
この度は、このkrpanoを利用してサイトに360° バーチャル体験を組み込みました。
下記の公式サイト(英語ですが)にて、サンプルを確認できます。
360°のパノラマ静止画をつなぎ合わせて、進行方向や矢印などの調整を加えています。
弊社制作・開発実績
ストリクスでは、360°ビューといった最先端技術を取り入れたWEBサイト制作はもちろん、多くのARをはじめとしたアプリ開発も行っております。
「こんなことできるかな?」「やってみたいなぁ。」 といったお客様のご要望をお伺いの上、幅広いご提案が可能です。
お気軽にお問合せくださいませ。
また、ARに関する詳細や実績は以下から確認できます。