illustratorで作成するネオン管風な文字の作り方

こんにちは。毎週TGM(通算9回)を観に行っている、デザイナーのよっしーです!

今回はillustratorでネオン管風な文字の作り方を紹介したいと思います。

おしゃれなロゴを作りたい時に迷う時があるのですが、そういった時にこの手段があるととても便利だと思います。

手順が少し多いので時間がかかりますが、慣れるとちょっとしたデザインに今後使えると思うのでマスターしちゃいましょう!

STEP1:背景の準備

まずは背景から準備していきます。

長方形ツールで図形を作成した後に塗りでグラデーションツールで、円形グラデーションを選択します。

配色はネオン管が光っている感じを出すため、今回は黒から藍色の暗めの配色にします。それが下の図です。

暗闇で光っているイメージの背景ができました。

STEP2:テキストの準備

次にテキストを入力します。今回のフォントタイプは「Avenir」にしています。

テキストサイズは145ptにして、塗りの色を無しにします。

背景は分かりやすくするため、単色の藍色にしています。

STEP3:アピアランスパネル

アピアランスを表示させる場合は「ウィンドウ」→「アピアランス」で表示。

アピアランスパネルから新規線を追加(クリック)すると線のパネルが追加されるので色を白に、線幅を4ptに指定します。

新規線は左斜め下にある枠線です。クリックすると線の項目が追加されます。

そこから「線」をクリック。パネルが開くので先端を丸型先端に、角の形状をラウンド結合にします。

文字が角丸になりました。

次に「波線」にチェックを入れ、線分と間隔の欄にそれぞれ左から、70・25・400・0・0・0と数字を入力します。

右上にある2つの枠の左側「線分と間隔の正確な長さを保持」を選択。

波線が適用されました。ネオン管の途切れている部分を表現。

STEP4:ネオン加工

アピアランスにある線のパネルをoption +Cを押して下にドラッグさせコピーします。

青くなっている選択された線パネルがコピーされたもの

コピーした線の色を選択します。線の色はピンクのネオン色(R=255、G=0、B=255)に指定します。

そして、隣の線幅を7ptに設定します。

外枠がピンクの蛍光色になりました。

線を選択し、上のメニューバーから効果→スタイライズ→光彩(外側)を選択します。

描画モードを「通常」に選択、色をクリックし「スウォッチ」を選択。ピンクのネオン色に指定しましょう。

さらに不透明度を100%、ぼかしを10pxに指定させます。

ネオン管が光っているような感じになりました。

今度は、先ほどコピーした「光彩(外側)」をoption +Cを押して下にドラッグ&コピーさせます。

こんな感じになりました。

これでは光の加減が強すぎるので、調整していきましょう。

コピーした光彩(外側)をクリックします。不透明度を20%、ぼかしを70pxに指定します。

ネオン管の光の表現がより詳細になりました。

今度は白い線をoption +Cを押して一番下にドラッグ&コピーさせます。

線の色を黒に選択、線幅を7ptに指定します。

今度は黒い線のパネルを選択し、メニューバーから効果→パスの変形→変形を選択。

すると変形効果が出てきます。移動の欄の水平を5px、垂直方向5pxに指定させます。すると影が追加されます。

影が追加されました。

最後に作成した背景を差し込み完成!

最後に

お疲れ様でした!このように慣れるまでは少々時間と手間がかかりますが、慣れてしまえばちょっとしたデザインにも使えると思います。

作成したものは文字を打ち替えても適用されます。

一度作ってしまえばだいぶ楽になるので、マスターしてバンバン使っていきましょう!

以上、よっしーでした!

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