WebAR マーカー検出の認識率や最適な条件とは?!

こーんにちはー!
最近、奮発して買った虫取り網を息子に秒でぶっ壊されたZーーーー!

昆虫すごいZーーーーー!

ディレクターのミヤタクです。

さて、今回はWebAR技術を使った案件でマーカー検出について勉強することがあったので、この
記事ではマーカ型と呼ばれるARの特徴について解説していきます。

そもそもWebARとは

WebARとはWebブラウザ上で動くAR(拡張現実)技術です。
従来のAR技術は専用のネイティブアプリをスマホやタブレットにインストールする必要がありましたが、WebARの技術により、 ブラウザ上でカメラを起動させてARマーカーを読み取ると、3Dモデルや画像などのコンテンツを表示させ手軽にAR体験ができるようになりました。

WebARは手軽に体験できるため、イメージしやすいところでは 家具、アパレル、建築業界などで広く活用されています。

WebAR の種類

大きく分けるとARには、GPSなどの位置情報に紐付けて情報を表示するロケーションベース型と、画像認識や空間認識に関する技術を使用するビジョンベース型の2タイプが存在します。

その中でもビジョンベース型は2種類に分類できます。

マーカー型

マーカーと呼ばれる正方形などの写真や画像(マーカー)の特徴を端末のカメラに認識させ、3Dモデルや画像などの情報を表示させることができます。

マーカーレス型

マーカーレス型は現在撮影している実空間(テーブルの角といったコーナー点や特徴点をマーカー型ARの特徴点の代わりに用いて、その地形に合うようにコンテンツを表示します。そのため、マーカーレス型ではリアルタイムに実空間の解析を行い、特徴点をトラッキングする必要があります。

マーカー検出の流れ

今回はマーカー型の体験手順についてご説明します。

1 スマホやタブレットでURLにアクセス

2 ブラウザ上でカメラが起動、 ARマーカーを読み取る

3  3Dモデルなどオブジェクトが表示される

とってもx6 = 楽んちんよー

ARマーカーを実際に読み取る

少し前のARマーカーは、下の画像のように正方形の黒の枠に囲まれた白黒の図形をARマーカーと認識するパターンが主流でした。

しかし現在の認識技術は向上し、上のようにいかにもマーカーです!というダサいものではなく、
任意の写真やイラストなど様々なものをマーカーとして設定できるようになっています。

ここからが本題!

画像マーカー型の落とし穴。。

上でご説明した画像をマーカーとするタイプのARは「画像認識AR」などと呼ばれ、現在広く利用されているのですが、 思うような検出精度が出ない場合があります。
例えば
1 画像だとマーカーとして検知されずに表示されない・・・
2 カメラがマーカーから外れてしまうと体験ができない ・・・
3 表示されても対象の3Dオブジェクトがゆらゆら帝国して安定しない ・・・(空洞です♫)

このような自体を避けるためには、ARマーカーの最適な条件についての知識が必要となります。

今回は精度の高いARマーカーの特徴についてご説明していきます!

精度の高いARマーカーの特徴とは!

その1 特徴点が多い図である事

アルファベットだけのシンプルなマーカーや、ロゴなどシンプルな構成のものは特徴点の検出が難しく、十分なパフォーマンスを発揮できません。
かと言って複雑すぎても認識されにくいので、適度な特徴点があるマーカーであると認識率が高くなります。

その2 同じ絵柄や一定パターンの図でない事

同じ絵柄のパターンなど、検出精度が低くなる場合があります。
また格子上の模様などがある場合は、誤認識してしまう場合があるので、できるだけ避ける必要があります。

その3 コントラストがはっきりしている事

ARマーカー検出は一度グレースケールされて認識されるので、コントラストがはっきりしていると特徴点がカメラと一致し、検出精度が高くなります。

その4 表示するオブジェクトはARマーカーと同等のサイズであること

ARマーカーのサイズに対し、表示するオブジェクトのサイズが大きい場合、揺れや不安定さにつながる場合があります。

ARマーカーより大きいと不安定
ARマーカーと同サイズだと比較的安定

まとめ

いかがでしたでしょうか?

WebARは比較的低コストで作ることができるのでおすすめです!マーカー型の特性を理解し、大きな可能性を秘めたWebARの世界を楽しみましょう!

今回は「WebAR」や「マーカー」について触れましたが、まだまだ活用方法がわからなかったり、どんな事が出来るのか?などあると思います、そんな時はぜひ弊社STRIXにご相談に頂ければと思います。

アプリ開発 - ストリクス株式会社
ARアプリ開発の受託会社をお探しならストリクス株式会社にご相談ください。iPhone・Androidの一般ユーザー向けアプリから、WEBサイトリニューアル、デザイン、ラボ型も依頼いただけます。

ご要望に応じて様々な提案とアドバイスをさせて頂きます。

私たちストリクスではAR/MRを始めとするXR技術を活用しながら事業を推進しております。

それではまた!

トップへ戻る