昨日おせち通販の早割予約のCMを見ました。
ちょっと早い気がしたけど、正月はたぶん絶対くると思うから、安くなるなら早めに注文してもいいかもなーと思いました、YMOです。
今回は少し前にクリニックさんの店舗移転に伴うwebサイトリニューアルを弊社でやったとき、「RICOH THETA」を使った360°撮影を行いましたので、その話をしようかと思います。
360°撮影とは?
有名なのはGoogleストリートビュー(インドアビュー)ですかね?
インドアビューはGoogleマイビジネスに登録している店舗や施設のオーナーが、店舗内を一般ユーザーに公開することで集客を向上させるサービスですが、最近ではコロナの影響によるリアルイベントの自粛に伴い、オンラインでの展示会や美術館、オープンキャンパスのバーチャル体験などでの利用も増えてきましたね。
360°撮影の仕組み
今回使用したRICOHのTHETAサイトには下記のように書かれています。
2つの超広角レンズ(魚眼レンズ)で撮影した2枚の半球画像を、画像処理でつなぎ合わせて1つの360°全天球映像にします。
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/theta360/
とても分かりやすいですね。前と後ろに魚眼レンズがついていて、それを繋げると360°の写真ができるんですね。
インドアビューのように位置により画像が変化するようなコンテンツは、Googleストリートビューアプリなど専用のアプリケーションを使用して、位置と写真を紐づけることで表現が可能になります。
撮影方法
今回は静止画を撮影しましたが、動画撮影なども基本は同じになります。
[1] 位置決め
通常の撮影はフレーム内の絵が綺麗に見えるよう光や構図を考えますが、360°撮影は全体が綺麗に映る必要があるので、全体が均等に見えるよう中心から撮影することになるでしょう。
高さは人の目線で見せるのが自然ですが、用途にあわせてカメラの高さを調整して綺麗に見えるようにします。
[2] 撮影方法
撮影方法には手持ちと遠隔の2つがあります。
もちろん手持ちで撮影すると自分が映ってしまいますので、映ったらダメな場合は三脚にセットして遠隔撮影をします。
撮影位置が決定したら三脚をセットして、物陰に隠れながらアプリで遠隔撮影をします。
[3] コンテンツ作成
撮影した機器にアプリで接続して撮影画像をダウンロードします。
画像でみると、ちょっと何のことかよく分かりませんが、、 専用のページやアプリケーションでみると、こんな感じで見えるようになります。
WEBページであればJavaScriptなんかで制御しますが、Three.jsなどの無料ライブラリなどもありますので、再生停止や横回転などの簡単な動きなら、すぐ作ることができます。
今回はサイトのメインビジュアルで使用したので、360°イメージの上にメニューなどが乗っています。
まとめ
専用のアプリを使えばTVでも360°を楽しめますので、プライベートの旅行などの景色を撮影したりするのも、楽しい思い出になりそうですね。
撮影の相談などがありましたら、ホームページからお問い合わせください。
ストリクスでは、今回のような動画・静止画の撮影やWEBサイト制作、ARをはじめとしたアプリの開発なども承っております。
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