こんにちは。
前回「デザイナーとしてデザインに関する記事を書こう!」と思ってましたが、結局フツウの真面目な記事になってしまったストリクスのデザイナー、”きょうP“です…
今回は、思い切って自分が大好きなイラストに関する記事を書いてみようと思い、なるべく初心者の人向けにイラスト講座を作ってみました❗️
誰でも5分で描けちゃう!?簡単キャラクターイラスト講座
題目にもある通り、「誰でも5分で描けちゃう!?簡単キャラクターイラスト講座」です。
早速ですが、自分が講座用に描いてみたイラストがこちらになります。
一本の線で描けるような、なるべくシンプルな絵にしてみました。
※あらかじめ注意点
・この講座では、ポピュラーなメイキング法の紹介となります。
その他、様々な方法でキャラクターを描くこともできます。・イラストの成長には個人差があります。
ですが、諦めずに毎日絵を描けば、100%絶対にうまくなりますよ!
ということで、
これから以下の5つのステップに分けてキャラクターの描き方を解説していきます
- アタリから描く
- 顔のパーツを配置
- 自然な髪型を描く
- 体と服を描いていく
- 仕上げ(清書)
この5つのステップを、5分目安で描いてみてください。
最初から上手く描こうとは考えず、5分間で沢山イラストを描いてブラッシュアップしていく方が上達速度は上がります。
アタリから描く
「そもそもアタリって何ぞや?」から始まると思いますが、要するに「超ざっくりとした下書き」です。
下記の図にもある通り、キャラクターの顔や骨格部分を円や線だけで、シンプルに描いていく工程になります。
ちなみに、キャラクターの顔の輪郭のアタリを描く際に、「たまご」の形を意識して描いていきますが、たまごの形を描くことが難しい場合は↑の図のように、半円を繋げて描くと個人的に簡単に描けます。
顔の十字線は、顔の向きや目や鼻の配置を考えるときに目印になります。
線は「鼻と口」、横線は「目」の位置に来るように線を引くと良いでしょう。
顔が正面の場合、横線に関しては、中央よりやや下に線を引くようなイメージで描くと良いでしょう。
体についてもなるべくシンプルに、体のラインを意識して書いてみましょう。
肩幅を考えるときに、〇で目印をつけて確認すると描きやすくなります。
胴に関しても、中央線があると体のラインや方向がつかみやすくなります。
顔のパーツを配置
次は顔のパーツを描いていきます。
アタリで描いた線を薄くさせた後、顔の輪郭線から描いていきます。
顔の輪郭線のポイントとしては、アタリ線通りに描く必要はありません。
※アタリで描いた顔が思ったより丸かったので、円を削って輪郭を整えました。
頭部分は大きく描き、顎にかけて緩やかな三角をイメージして描いていきましょう。
輪郭ができた後に、目鼻口を描いていきます。
個人的には目から描く方が、後の鼻と口の配置が簡単になるのでオススメです。
目を描く際のポイントとしては、アタリの横線と重なるように描きます。
目が完成すれば、鼻と口のパーツは比較的簡単に描くことができると思います。
自然な髪型を描く
続いて、このツルツル状態の頭に髪の毛を追加していきます。
髪の毛のポイントとしては、いきなり髪を描く前に、キャラクターのつむじの位置を決めます。
つむじを頂点として髪を描くことで、髪の流れを自然に描くことができます。
髪の毛を描く際は、なるべく束にして描くと簡単に描くことができます。
また、髪にボリューム感を出すために、外側に向かって髪が広がるようなイメージで、毛先は内側にカールするように描くと自然に描くことができます。
体と服を描いていく
顔のイメージが出来上がったら、次は体と服装を描いていきます。
まずは、アタリである程度の骨格のベースが確認できるので、肩や胴周りに肉付けしていきます。
体の輪郭線が完成したら、輪郭線をベースに服を追加していきます。
※この時、体の輪郭線を薄くさせて服を描いていきましょう。
服のしわについては少し説明が複雑なので、自分の服のしわや、画像検索で実際の服のしわを参考にしながら描くことをお勧めします。
仕上げ(清書)
ステップ1〜ステップ4で、おおよその完成図がイメージできるようになったかと思います。
ここまで来たら、後はディテールを調整して清書していきましょう。
不要な線もここでは消していきましょう。
ここまでで、線画イラストの完成になります。
この線画までの作業を5分間で制作できるようになれば、 自由に髪型や服装を変えてオリジナルのキャラクターも簡単に制作できるようになります。
応用編:陰影を加える
せっかくなので、もう少し手を加えてイラストのクオリティーを上げてみましょう。
一番簡単な方法としては、影を加えてキャラクターに立体感を出すことです。
影の描き方でポイントとしては、光源がどこにあるか把握して描くことです。
このイラストの場合、イラストの左上に光源があるので、影をつけるとすれば物体に対して右下に影が来るように描いてあげると良いでしょう。
そして、影を描き終わったイラストがこちらになります。
線画だけの状態を見比べると分かる通り、影があるだけでクオリティーが倍に上がった感じになります!
影の描き方をある程度理解できるようになれば、 この後のキャラクターの「色塗り」を勉強したい時に役に立ちます。
おわりに
いかがでしたでしょうか??
次回は、「キャラクターイラストの色塗り講座」を解説してみようかなと考えているので、興味がある方はぜひ次回の記事も見てみて下さいね(‘ω’)ノ