[スタッフコラム]子どもたちと一緒に行く自然の中での『週末キャンプ』のススメ

こんにちは、ストリクス広報担当のSAKURAIです。

突然ですが、みなさんはキャンプに行ったことはありますか?
都内近郊に住んでいると仲間や家族とBBQなどは出来ても、キャンプはなかなか・・・という方もいるのではないでしょうか。

私自身も結婚して子どもが生まれるまではそんな感じだったのですが、もう10年くらい前に義兄夫妻に誘われて行ったキャンプが楽しすぎて、それ以降すっかりハマっています。

ここ数年で夏フェスに行く人が増えたり、最近だとコロナ禍で「No密」なアウトドアがまた注目されていたりと、キャンパー人口が増えてますが、今回は子どもたちと一緒に楽しむ週末キャンプについてお話しできればと思います。

キャンプ初心者のパパさんやママさん向けに、最初の一歩が踏み出せるような、そんな風になったらいいなぁと。

週末キャンプは子どもたちにとっても最高の遊び場になる理由

都会に住んでいる子どもたちは、近所に公園はあっても、なかなか大自然と触れ合う機会は少ないので、非日常である森や野山は、子育てをする最高の遊び場になると言われています。

では、週末キャンプのどんなところが子どもたちに良いのでしょうか?

子どもたちにとっても両親にとっても貴重な食育の場になる

日頃、スーパーできれいに捌かれたお魚やお肉などを購入することが多く、なかなか生きた状態のものを捌いて食べる機会は少ないですよね。

普段の食卓からでは、食べるということが「命をいただく」というイメージに直結しないので、食べることへの感謝の気持ちが育ちにくかったりするのではないでしょうか?

例えば釣り堀が併設されているキャンプ場などでイワナやマスを釣り、その場で捌いて塩焼きにして食べる。というように、実際に自分の手で命を奪う体験を通して、(あなたの命を私の命にさせて)『いただきます』という本来の意味を知る良い機会にもなったりします。

ちなみに私自身もキャンプで初めて釣った魚を捌いたりと、初めての体験をしてきました。

こういった体験が、「命を祖末にしない」、「美味しく全部食べることが大切だ」という学びにも繋がるみたいです。

火を扱うことで脳が活性化&ヒトとしての生きる力を身に付けられる

私が子どもの頃は町内会のイベントなどでドラム缶を使った焚き火などを見かけることは多かったのですが、現代の日本においては日頃の生活の中で、子どもたちが火を使う機会は極端に少ないもの。

今は家の外やガスの力で燃焼するものばかりで、親も危険だと思って子どもたちを火から遠ざけてしまうため、火が熱いということすら知らない子が増えているという話も聞きます。

そもそも我々人類は火を使うようになってから、「脳」も「体」も急速に発達したという歴史があるという話もありますし、災害などで電気・ガス・水道などのライフラインが絶たれ、ガスや電気のない生活を余儀なくされた場合、火の使い方や応用術を学んでおくと、いざというときに慌てないで済みます。

とある研究では、火を使うと脳が活性化することも分かったそうです。

子どもたちが火に親しみ火を学ぶ体験を通じて、豊かな心を育むとともに、 子どもを健全に育成する環境について検討するために、 人類と火の関わりの深さに注目して「火育」研究を行いました。
子どもが「マッチをする」「七輪で火をおこす」「ガスコンロを点火する」と、 火を扱ったときだけ脳の意思疎通をつかさどる前頭前野が活性化しました。 動物の中で火を扱うのは人間だけなので、 「子どもたちが火を使うと人間らしい脳が育つのではないか」 という仮説をたてて研究をしています。

引用:「大阪ガスの火育」 https://www.osakagas.co.jp/hiiku/voicelist/voice.html

我が家では長男が小さい頃から一緒に焚き火をしていたこともあり、小学校高学年くらいになってからは火起こしから任せられるくらいに(今では朝食のベーコンエッグも作ってくれます)なりました。


キャンプを通して運動能力や想像力も鍛えられる

素足で水に入ったときの水の冷たさや土や岩肌の感覚、心地よい風や森の匂いなど、森や野山は五感への刺激がたっぷり詰まった場所。その中で目一杯、五感を使って身体を動かすと、想像力や運動能力も鍛えられます。

山の急な斜面や滑りやすい川底など、安全が奪われやすい場所で子どもたちを遊ばせると、常に地面に対してベストな体勢をとろうとして転ばないようにするため、脳が一生懸命働き、身体能力を鍛える訓練になるそうです。

舗装された道路のように平らで安全な道だけじゃなく、未舗装な凸凹道や不安定な地面を歩く機会もまた、子どもたちにとって必要なことだと思います。

こんな感じで、森や野山でのキャンプには、子どもたちの成長にプラスとなる要素がたくさん詰まっていることがわかります。

自分たちも楽しみながら、子どもと一緒に思い出を共有できるキャンプは、パパ・ママにとっても嬉しいこと尽くし!

初心者向けのキャンプ道具のご紹介

いざ、週末キャンプを楽しみたいと思う人は、一体何から準備をすれば良いか?
初心者向けのキャンプ道具を紹介します。

個人的にはいきなり全部の道具を揃えるよりかは、まずはキャンプ場のレンタル品で試してみて、家族構成やキャンプスタイルに合ったものを徐々に買い揃えていくのが良いかと思います。

【2024年】初心者におすすめのキャンプ用品45選!ソロ〜ファミリー向け | CAMP HACK[キャンプハック]
初心者におすすめのキャンプ用品45選! ソロ・2人とファミリーのスタイル別に、必需品からあると便利な道具まで網羅しました。キャンプにかかる初期費用や出費を抑えるための方法、キャンプ場選びのポイントも解説しています。

さいごに

週末キャンプを通した子育てには、都会ではなかなか味わえない体験がたくさんあります。

親子共にリラックスした環境でのびのびと子育てができる絶好のチャンス。
「子どもたちにとっても両親にとっても貴重な食育の場」、「火を扱うことで脳が活性化&ヒトとしての生きる力を身に付けられる場」、「キャンプを通して運動能力や想像力も鍛えられる場」として活用するといいのではないでしょうか?

また、パパママにとっても大自然の中に身を置くと気持ちが解放され、リラックスして子どもたちと向き合うことができるので、育児ストレスの解消にも効果抜群。
また、多くの思い出を家族で共有できるので、子どもたちにとっても一生の思い出になるのではないかと思います〜!

それではまた〜!

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