[開発協力]名古屋市東山動植物園様より「陸前高田市 奇跡の一本松 ARカメラ」がリリースされました!

この度、弊社ストリクスが開発協力いたしました、東山動植物園様の「陸前高田市 奇跡の一本松ARカメラ」がリリースされました!

奇跡の一本松とは?

「奇跡の一本松」を皆さんはご存じでしょうか?
2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波を受け、ほとんどの松の木がなぎ倒された中、
一本の松が津波に耐え立ったままの状態で残ったことから「奇跡の一本松」と呼ばれるようになりました。
当時、復興のシンボルとして多くのメディアに取り上げられ、その姿を覚えている方も少なくないのではないでしょうか?
その後残念ながら、2012年5月に枯死が確認されましたが、保存作業を施しモニュメントとして現在も陸前高田市で人々に希望を与えています。
そして、この一本松が枯死する前に接ぎ木して育てられた“後継樹”を、この度、名古屋市の東山動植物園に植樹しました。

記念式典にて植樹された一本松の後継樹

開発経緯

2021年3月23日に行われた後継樹記念式典にて、一本松を式典に訪れた方々が体感できるようにARを用いて奇跡の一本松を再現しました。

東日本大震災の津波に耐えた「奇跡の一本松」 接ぎ木で育てた後継樹を寄贈
植樹の様子-CBCニュースより引用

多くのメディにも取り上げていただきました。

「一本松」分身、絆の証しに 陸前高田から東山動植物園に植樹:中日新聞Web
十年前の東日本大震災後、復興のシンボルとなった岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」を接ぎ木して育てた分身が二十三日、同市への職員派遣など...

一本松の高さは約27.7mととても高く、平均的な松の木と比べても大きいです。
ARであれば、一本松がまるで目の前にそびえ立つような、迫力感を味わえます。

また、被災者の方ふくめ誰もが奇跡の一本松に幸せを願い、 多くの方が体感できるようにアプリではなくブラウザタイプにしました。
式典後も動植物園に訪れた方が簡単に操作できるものを開発しました。

実際のARは、東山動植物園の後継樹が植樹された「きずな広場」で体感することができます!

ぜひ、現地で後継樹を見つつ、ARで大迫力の一本松を体感してください。

東山動植物園
名古屋市にある東山動植物園の公式サイトです

■ARについて、詳しく知りたい方は以下の記事をチェック!

開発概要

この度の開発協力において弊社では、デザインから開発までを一貫して担当させていただきました。

デザイン

誰でもARに抵抗なく、簡単に遊べるようにシンプルで直感的なデザインに仕上げました。
優しく淡い色使いや丸みを帯びたあしらいで、親しみやすい印象を出しています。

Google model-viewer

今回はGoogleが提供するGoogle model-viewer機能で実装しました。
Google model-viewer機能であればブラウザを活用して比較的安価にARを実装することができます。
ARcore/ARkit対象端末で、動物名をGoogleで検索すると検索結果にARが表示されるようになっていますので、こちらでイメージしやすいです。

機能説明

・ARを起動後、地面にかざすと平面を検知して、一本松のARが設置されます。

・設置したARは、拡大縮小ができるので、松の表皮を見たり、小さくして全体を確認することもできます。

・シャッターボタンで一本松と一緒に写真を撮ることができます。

・撮影した写真はシェアボタンから簡単に共有できます。

ARテクノロジーを利用した開発実績

弊社では、数多くのARアプリの開発実績があります。

■株式会社アルク様「りすぴこ」

https://lispico.alc-ouchieigo.com/

■E-THOLOGY

新時代のAR動物図鑑 E-THOLOGY
新時代のAR動物図鑑 E-THOLOGYの公式ページです。新たな技術をもって私たちは「学び」に楽しさと、創造的な発見を与える事業を推進しております。「カード」と「AR」。2つの要素でより楽しくエキサイティングに動物のことを学ぶことができます。

■LOGI-Toy

新世代のARお絵かきアプリ「LOGIToy(ロジトイ)」
新世代のARお絵かきアプリ「LOGIToy(ロジトイ)」は子供達に新しい体験を提供します。好きに色を塗った動物たちが3Dで表現され、AR上で一緒に遊べます。また物語の主人公として絵本に登場し様々なアクションを楽しむ事ができます。

ぜひ、ARを活用したい!と思っている方は弊社までお問合せくださいませ。

ご要望に応じて多面的にご提案させていただきます。

STRIX
ストリクス株式会社はAR、 VR、AIを活用したWebサービスやアプリを生み出すコンテンツ制作会社です。「AR×学習」、「AI×インバウンド」をテーマに、前例のない「驚き」と「新たな体験」をお客様に届けるサービスを提供しています。

ARは様々な業界業種で取り入れられており、活用の幅は無限大です!

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