絵の魅力がグンッとUP!キャラの表情の描き分け方講座

どうも~
WEBデザイナー兼イラストレーター(仮)のきょうPです。

最近は比較的業務の方が落ち着いていたので、超~~久々にイラストに関する記事を書いてみました。

いきなりですがイラストを描いていて、最近マンネリ化して絵が楽しく描けなかったり、キャライラストを制作していてもそのキャラクターに感情移入できず、魅力的な作品に仕上げられないという状態が続くことありませんか?

まぁ、自分がそれなんですけど・・・(´_ゝ`)

キャライラストを魅力的にするための方法として、構図、デッサン、コンセプト、世界観…など、色々と要素はありますが、一番簡単に効果を実感できる内容として、キャラクターの表情を描き分けてあげる方法があります。

キャラクターの命でもある「顔」に「表情」を追加することで、 そのキャラに命が吹き込まれ、キャラに感情移入できたり、表情1つ変えるだけでも絵の魅力が大きく左右する重要なポイントになります。

そこで今回は、「キャラの表情を描き分ける時のポイント」について、実際のイラストを元に簡単に紹介してみたいと思います。

決して業務時間を使って趣味でイラストの練習をしているわけでない…

表情に影響する顔のパーツについて

まず基礎として、キャラクターの表情に生み出す顔のパーツは3つに分けれます。

  1. :喜怒哀楽をシンプルに表現できるパーツ
  2. :感情の度合やキャラの印象に最も影響するパーツ
  3. :描き分けるパターンが多く、繊細な表情を作り出せるパーツ

たったの3つだけ?と思ってしまいそうな所ですが、実際に、普段スマホなど使っている絵文字を例にしてみると😆や🥺や😠も眉、目、口の3つだけで構成されていますが、それぞれの表情がどういった感情なのか一瞬で理解できますよね。

キャラクターイラストも絵文字と考え方は同じになります。
3つの顔パーツそれぞれの形を変形させて組み合わせる、考え方はとてもシンプルです!

いざ描くとなるとまた別ですがw

笑顔😆

特徴

  • 眉の位置は高く曲線を描く
  • 目は閉じた状態で若干釣り上げる
  • 口は大きく開いておわん型に描く

補足

実際に人間が笑った時の顔は、頬の筋肉が上に上がるため、それに連動して目や口の形が変わります。
イラストの場合、目は目尻に向かって上に釣り上がり、口はおわん型の様に描くと自然な笑顔を描くことができます。
眉の位置は目から距離を開けて、顔の面積を広く使って描くとより表情を豊かにすることができます。

怒った顔😠

特徴

  • 眉を釣り上げる
  • 眉間にしわを作る
  • 目はつり目に
  • 口はへの字

補足

怒った表情を描くときのポイントは、つり上がった眉とつり目になります。
このキャラの場合は、デフォルトがつり目のキャラなので変化があまりありませんが、
たれ目のキャラであっても、怒った表情の時は目をしかめてつり目にする場合があります。
また、眉と目をなるべく近い位置に描きつつ、眉間にしわを追加することで目力が強くなり、より怒ったような表情を強調できます。

泣き顔😭

特徴

  • 眉はハの字
  • 目は垂れるように閉じる
  • 口を横に大きく開ける
  • 口の外側が垂れるように描く

補足

顔のパーツがそれぞれ、外側に向かって重力で垂れるようなイメージで描きましょう。
口は小さく描くよりも、大きく広げて描いてあげると、より泣いている時の感情が伝わりやすくなります。
また、下唇の輪郭線が若干上に歪む様に描いてあげるとより悲しそうな口の形に見せることができます。

恐怖で叫ぶ顔😱

特徴

  • 眉はハの字
  • 目を大きく開く
  • 瞳のサイズは小さく
  • 口は縦に大きく広げる

補足

驚いた時や動揺した時の目を見開く際の表現は、目を縦に大きく開いて、瞳の大きさは通常よりも一回り小さく描いてあげることで、びっくりしたような目になります。
口も同じく縦に大きく開いて、おにぎり🍙のような形になるようなイメージで描いてあげましょう。
この図の恐怖で叫んでいる様子を描く場合、鼻から頭にかけて影を落としてあげると、恐怖で驚いている印象を効果的に表現できます。

薄笑いの顔😏

特徴

  • 眉は通常時の形
  • は半分閉じた状態
  • 口は若干

補足

目は半分閉じた状態の(いわゆるジト目)を描く際のコツとして、左右の目のまつ毛のラインが水平(半目)になるように描いて上げましょう。
口は閉じた状態で、口の端の部分を少し上に上げるように描きます。(アヒル口🦆のようなイメージ)

ぴえん🥺

特徴

  • 眉はハの字で下げる。
  • 目の中のハイライトを強調する。
  • 目を大きく見開きながら上目遣い
  • 口はへの字で自身なさげに

補足

絵文字と同様に、目のハイライトは大きく目立つように描き、細かいハイライトはなども追加していきます。
眉は大きくに下に垂れ下げて、口は小さくシンプルに、への字の口を描くようにしましょう。
実際の絵文字も少し上目使いになっているので、少し俯瞰視点からの顔で見上げる様に描いてあげると、よりぴえんな感じできると思います(´_ゝ`)

まとめ

今回はキャラクターイラストを魅力的にする方法として「表情」をテーマに選んで記事に描いて見ましたが、いかがだったでしょうか。

表情1つ変えるだけでも、かなりキャラクターの印象が変わって気軽にその変化を楽しむことができたので、仕事を忘れて趣味で絵を描いているような感覚でした。

まだまだ紹介しきれない程、表情1つでも無限とカスタマイズが加えられるので、顔のパーツを自由に書き換えてみて遊んでみてはいかがでしょうか。

今回の記事は実際に絵を見てもらった方が早いと思い、この記事のためにイラストを描いたりしたので中々に骨の折れる記事内容でしたが、また時間と心の余裕があればイラストに関連した記事を作ってみたいと思います。

それでは、またの機会に~(`・ω・´)ゞ

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