最近、洋ロックに激ハマりしているイツキです。
現在進行形で色んなバンドを聴いてますが、
今のところ一番くらった曲は(王道も王道ですが…) Led ZeppelinのStairway To Heavenです。
ジョジョで言えば”プッチ神父”こと”エンリコ・プッチ”のスタンドの一つですね。しかし著作権の関係とQueenのMade in Heavenの方が歌詞が運命に関することでスタンドの能力に相応しいという理由で、コミックス版以降ではメイド・イン・ヘブンの名で知られています。
ちなみにQueenのMade in Heavenもめっちゃカッコいいです…。
君がロックにハマることは「決定」されている 『運命』だからだ!
世界が一巡したところで、、、
突然ですが、
「表現したいものがあるけど私は絵が下手だから表現できない…」
「表現したいものがあるけど私には写真を撮る技術もない…」
「表現したいものがあるけどどうして良いのか分からない…」
と表現欲が溢れ出た経験を今までにした事はないでしょうか?
そんな表現欲溢れる迷えるあなたに、私から「デジタル・コラージュ」という手法を提供できたらと思います!
私が実際にデジタル・コラージュを用いて作品を作る時の手順を追いつつ、ポイントポイントを解説して、少しでも本記事を読んでくれているあなたの表現活動の手助けが出来たらと思います。
なお、一つの記事ではまとめきれないので、いくつかのシリーズ記事になってしまうことはご容赦ください…(;0;)
デジタル・コラージュって?
コラージュは元来、フランス語で「糊付け」を意味します。現代絵画技法の一つで、新聞、雑誌、壁紙、ポスターなどの一部を切り抜き、それらを再構成することで新たな表現効果、作品を生み出すという技法です。
元々はアナログで行われるものですが、それをAdobe PhotoshopやGimpなどの画像加工ソフトを用いてデジタル上で行うものをデジタル・コラージュと呼びます。
つまるところ今回は、既にある素材の一部、あるいは全体を組み合わせて自分の表現したいものを作ろうというわけです。
この技術をマスターすれば、絵が上手くなくとも、写真を撮る技術や環境がなくとも、表現できるかも知れません。(絵が上手くて、写真も撮れれば更に凄いものが作れるかも)
大切なのは『表現したいことに向かおうとする意志』だと思っている
向かおうとする意志さえあればたとえ今回は絵が描けなかった、写真が撮れなかったとしてもいつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな…………… 違うかい?
イツキ流デジタル・コラージュ手順
では、私がどんな手順でデジタル・コラージュ作品を作っているのかを図にしてみました。
簡潔に言うと、どんなものを作りたいかを頭の中から外に出し、それを作るために必要な素材を探し、画像加工ソフトでまとめ上げると言う感じです。それが難しいんだよ!と思うかも知れませんが、本シリーズ記事を通して見ていただければ、少しはその気持ちが軽くなってくれると思います(そう願ってます)。
また、あくまで本シリーズ記事は私なりのやり方で説明を進行するので、参考程度に読んでいただいて実践後自分なりのやり方に落とし込んでもらえたら幸いです。
『ラフを描く』『素材も探す』『加工してまとめあげる』
「全部」やらなくっちゃあならないってのが「コラージュ」のつらいところだな
覚悟はいいか?オレはできてる
「ラフを描く」
では、早速Part 1では作品の軸となる「ラフを描く」フェーズについて解説していきたいと思います!
・・・の前に、まず私が本シリーズ記事を通してどんな作品を作ろうとしているのかを話していきたいと思います。今回作ろうとしているのは、自身が利用しているApple Musicのプレイリストのアートワークです。
普段は趣味でプレイリストのアートワークを作っているのですが、今回は最近激ハマりして急造された洋ロックのプレイリストのアートワーク制作の過程をシリーズ記事にしようという感じです。
話を戻してまして、こちらが描いたラフになります!
ラフの意義としては「書き起こすことで構想(構図)を明確にする」というのが私の中では大部分を占めています。また今回は表現したいことが頭の中に既に決まっていたのでラフは1枚ですが、場合によってはいくつか書き起こしてみて、見比べたり、アイデアを組み合わせたりする時もあります。
?「完成図が思い浮かばない!」
アートワークの主となるもの、主人公を決めると進めやすいです。
例えば今回であれば「月の気球」はマストで入れたいと考えているので、今回の主役は「月の気球」になります。
メインが出来れば、後はそれに合わせて表現したいことを付け加えていけば形になりやすいと思います。
周辺要素は、
「月の気球」:恐らく映画好きには既にバレてる某SF映画のワンシーンを参考に
「町が燃えている」:今まで築き上げてきた音楽に対する感性をグチャグチャにぶっ壊すくらいカッコいいという表現
「黒シルエット」:町(築き上げた感性)をグチャグチャに燃え上がらせた張本人(曲たち)
みたいなことを考えながら周りの要素を決めてみました。
?「ラフがキレイに描けない!」
今回説明するラフは自分のために描くもので、頭の中を整理するため、どんなことを考えていたかを忘れないため、途中で軸をブラさないためのメモ書きみたいなものだと思ってください。なので上手く構図が描けなくても線を引いて文字で思い出せるようにしておけば大丈夫です。
?「アイデアはどこから出てくるの?」
アイデアっていうのは一朝一夕で出るものではありません。
日々色んなものを見て、色んなものに触れて、色んなものを聴いて、やっと出るか出ないかです。こればかりは普段からのインプットや視点というものが大事になってきます。膨大なインプットが一つの小さなアウトプットに繋がるわけです。
ヒントとしては、例えば構図自体が思い浮かばないという場合であれば、好きな映画のワンシーンや好きな漫画の一コマなどを参考にしてみるのは良いかも知れません。
以上が「ラフを描く」フェーズですることと私が意識していることです。ラフに関してはあくまでいつも私は描いてるというだけで、もちろん描かなくても構いません。慣れてきたらこのフェーズはスキップしてそのまま頭に描いているものを探し、デジタル上に落とすことも出来るようになると思います。
「こういうものを作りたい」と心の中で思ったならッ!その時スデにラフは描き終わっているんだッ!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
Part 1は「デジタル・コラージュって?」と「ラフを描く」という部分について書いたので、少し長くなってしまいました…。
Part 2は「素材を探す」フェーズについて書いていこうと思います!
では、Part 2で会いましょう👋