『ドラえもん』史上初の本格美術画集をドラえもん好きデザイナーがレビューしてみた!

こんにちは、ドラえもん好きのデザイナーのERIです。

いきなり本題です!少し前に前になりますが、 ドラえもん50周年を記念して 、藤子・F・不二雄初の本格画集にして初の美術書『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』が4月7日に発売されました!

先行予約して、無事GETすることができました~!

さっそく内容を少しお見せして、ドラえもん本格美術画集の魅力に迫りたいと思います。

豪華仕様!『ドラえもん』GENGA ART

金箔&透明箔加工を施した特別ケースの中には、130点以上の原画を掲載したメインとなる原画集が入っています。

別冊ふろくは、原画原寸で読む名作『ゆうれい城へ引っこし』が全ページ掲載されています。

さらに初回限定特典で、額に入れて原画を飾れる「特大アートカード」2枚同梱されています。また、藤子・F・不二雄ミュージアム、未来デパート、ほぼ日曜日で購入した場合、各ショップ限定の特大アートカードが数量限定で付いてきます。

私は藤子・F・不二雄ミュージアムで購入したので、「さようなら、ドラえもん」の原画の特典をGETしました!

額縁に入れて、壁に飾りました。

全種の原画特典をGETするために、各ショップからそれぞれ購入しているつわものもいます。

「漫画を読む」ではなく「絵を鑑賞」するための一冊

まずこの美術画集は、漫画がおさめられているのではなく、 1コマ1コマが絵画として鑑賞できる「作品」 のようなものになっていて、アート視点から解説がされています。細かくホワイトで修正された形跡や、微妙のペンのタッチ、手描きで書かれたトーンなどから、温もりを感じることができます。

また、藤子不二雄先生がどんな道具を使って、どのように漫画を描いていたのか、「原画の見方」も掲載されているので、より楽しく原画を鑑賞することができます。

美術的視点から7つのテーマに沿って見る『ドラえもん』

この美術画集の最大の特徴とも言える、【まるみ】【顔・表情】【動物】【ひみつ道具】【構図】【漫画表現】【ワイド】の7つのテーマに沿って、美術的視点から「ドラえもん」を見ていくことができます。

Roundness【まるみ】

ドラえもんは、「目」「鼻」「顔」「手」「足」「尻尾」など、体の何もかもが丸みを帯びて描かれています。これをほとんどの人が「かわいい」と感じると思います。

この【まるみ】のテーマでは、なぜドラえもんを「かわいい」と感じてしまうのか、日本美術の中に現れる丸みやふくよかさを例に、解説されています。

英訳もされているので、海外のファンの方でも安心して読むことができます。

ただ、教科書的な説明で内容は少し難しい感じになっています、、

さいごに

本のタイトルにもあるように、この美術画集はまさに美術館のように作品を楽しむことができます。

この本のデザイン自体も、ドラえもんをイメージした柔らかいフォントや色使いで、ドラえもんファンではなくてもデザインの勉強になるくらい魅力的な本です。

まさに一生の宝物になるような一冊!

微妙なペンタッチや墨の濃淡、丁寧にホワイトで修正された跡、かすかに残る鉛筆の線・・・。作者の体温や息づかいさえまで感じられるような生々しい筆致は、一般的な印刷物の2倍にあたる高解像度での撮影によって、初めてご紹介することが可能になりました。それはまるでまるで本物の原稿を手に取り、目の前で観ているような、まったく新しい体験です。
「漫画を読む」だけでは気づくことができなかったドラえもんの絵/原画の魅力を、本書でぜひ発見していただければと思います。

編集者からのコメント
『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』|ドラえもんチャンネル
ドラえもんの最新情報を続々更新! ここに来ればドラえもんのぜんぶがわかる公式サイトです!

トップへ戻る