「xR」って何?わかっているようでわかっていないので解説してみます。

はじめまして!今年ストリクスに入社させて頂きました、元SMAP木村拓哉と誕生日が4日違いのディレクターのミヤタクと申します。

どうぞよろしくお願いいたします!

早速ですが「xR」ってなんだかわかりますか?

※私は「X」と聞くと「感じてみーろえーーエーックス!」のX JAPANを連想してしまいます(急に盛り上がってすみません!!)

読んでいただいている方の中にはもちろんご存じの方も多いことかとは思いますが、一般にはまだまだ浸透していないこの XJAPAN(浸透し過ぎ)「xR」 についてお話しようと思います。

xRとは (様々なリアリティ体験)「 クロス・リアリティ 」

「VR(仮想現実)」や「AR(拡張現実)」、「MR(複合現実)」「SR(代替現実)」などを総称した言葉。
※ちなみに「xR」のxは、V(VR)、A(AR)、M(MR)、S(SR)など何を入れてもOK!という意味で、大文字はじまりの固有名詞ではなく、小文字の「x」だとか、そうじゃないとか・・・(2021/07ミヤタク調べ)

V(VR)、A(AR)、M(MR)、S(SR)頭文字をとって  ヴァムス!(勝手に命名しました)ってなんなの?ってことで改めてゆるーくご紹介させて頂きタクヤです!

はい、それでは皆様ご一緒に

「ヴァムス!」

VR(仮想現実)「ヴァーチャル・リアリティー」

※ヴァーチャだけですが、、、バーチャファイターを思いだす(セ~ガーーー)

【説明】
VRゴーグルを頭部に装着する必要があります(頭部以外にも装着はできると思いますが、おそらく推奨されていないと思われます)
VRは、CGや特殊効果を用いた画像などを使って仮想世界を作り、仮想空間内で現実世界と同じように活動しているような体験ができます。

【使うもの】
VRゴーグル、ヘッドマウントディスプレイや専用のコントローラーなど。

【代表例】
シューティング、アクション、ホラーゲームなど。
他には避難訓練、不動産業界だとVR内見 etc..。

Walking Dead: Saints & Sinners – Story Teaser

AR(拡張現実)「オーグメンテッド・​リアリティ」

※オーグメンテッド? Augmented = 拡張

【説明】
ARは、現実世界の情報にCGやテキストなどのデジタル情報を重ね合わせる技術らしいです。
数年前に世界中でヒットした行く先々でモンスターをつかまえるスマートフォンゲームアプリでもARを使用していたり。
ARの特徴は現実に存在しているものに重ね合わせるので、ゲームなどの没入感が高められます。
ARは近年エンターテイメント以外の用途でも、たとえばARグラスなどものづくりの現場でも一般的に使われ始めています。

【使うもの】
スマートグラス(ARグラス)
スマートフォン、タブレットなど。

【代表例】
ポケモンGO
ドラゴンクエストウォーク
IKEA(ARで家具の試し置き)

詳しくは 取締役社長 カトウ  の過去記事を↓

MR(複合現実)「ミックスド・リアリティ」

※ARもミックスしているから一緒やん!!(違うんです!)

【説明】
MRは、VRとARの技術を掛け合わせたもので、現実世界と仮想世界の両方を同時に体験できる「仮想現実と現実空間を密接に混ざり合わせる技術」です。 MRでは現実世界にあるものの形状をデバイスが把握して、そこにぴったり合う形でデジタル映像を重畳できる」点にあります。しかもそのデジタル映像の動きは、使用者の動きにシンクロし、 現実に投影されたCGに対して直接干渉ができるという点ではARとも異なる技術です。

【使うもの】
ホロレンズなどのレンズ装置。

【代表例】
・ 工事現場や工場での研修やトレーニング
・コールセンター

[HoloLens] トヨタ自動車事例 Microsoft HoloLens を活用した現場の働き方改革 | 日本マイクロソフト

SR (代替現実)「 サブスティチューショナル・リアリティ 」

※初めて乗ったバイクがYAMAHA SR400でした。キック始動時の「蹴り返し」が懐かしい。。

【説明】
「過去に起きたことを今現在のように再現する」という技術です。VR、AR、MRと比べるとまだ技術開発は進んでいないものの、SR技術を利用したパフォーマンスを公開するなど今後に期待されています。 映像のほかにも音響なども活用して利用者に現実と過去(仮想)の境目を曖昧にすることが、SRの特徴。他のxR技術と比べると、よりリアリティのある体験ができるのがSRの特徴です。 もう少しわかりやすく言うと映画「マトリックス」や「インセプション」、「トータルリコール」などの映画のなかの世界であった、事前に用意しておいた過去の映像を使い、現実のシーンをこっそりと差し替える技術です。

【使うもの】
ヘッドマウントディスプレイなど。

【代表例】
まだ事例が少なくゲームや映画など過去体験に今後活用される最新技術。

おわりに

ヴァムスいかがでしたでしょうか? (しつこい)

ついこの間までは「ゴーグルつけて面白そうー」ってイメージの世界でしたが、今やエンターテイメント事業以外にも沢山の分野でxRの技術は活用されています。
また、2021年はスマートグラス元年といわれているので、これからはARグラスの技術に益々注目ですね!

弊社ストリクスではVR、ARをはじめxRの実績も多数ございます!

xR技術の活用はエンターテインメント業界が中心ですが、今後は広範なビジネスシーンでの利用が見込まれます。今あるアイデアは形にできるのか?開発費用はいくらかかるのか?など、些細なことでも構いません! ご要望に応じて様々なご提案、アドバイスをさせて頂きますので、ぜひお気軽にご相談に頂ければと思います!!

それではまた!

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