名古屋市にある東山動植物園様の「コアラAR」コンテンツ制作を弊社ストリクスが担当させていただきました。
東山動植物園様の紹介ページはこちら
開発経緯
2021年3月にリリースされた「奇跡の一本松AR」コンテンツも弊社にて制作協力をさせていただいており、今回も前回に引き続きARコンテンツの制作のご相談をいただきました。
「奇跡の一本松AR」コンテンツ制作の詳細は以下の記事からご確認いただけます。
今回は、動物園内で実施されているアンケートに回答いただいた方向けのデジタルインセンティブとしてARコンテンツを配布されるといった取り組みでした。
前回同様、専用のアプリ不要でWEBブラウザからARを起動できる「WEBAR」での開発となります。
【ARでじっくり観察】
ARで普段は間近に見ることができないコアラの生態をお伝えすることができます。
また、ARであればご自宅でも観察ができるのおうち時間にもぴったりです!
「木に隠れてしまって見えない!」「人が多くてゆっくり見られなかった!」なんてこともARであれば解決できます。
実は、コアラは手足の指の数や尻尾に特徴があります!
前足は木につかまりやすいように、2本(親指と人差し指)と3本(中指と薬指と小指)に分かれていて、 後ろ足は、人差し指と中指がくっついてるので、4本しかありません。
そして、尻尾はコーギーのようにほとんどありません。
なかなか間近では観察ができない動物でも、ARであれば拡大したり、回転したりできるので細かい部分も観察することができます。
ARについてもっと詳しく知りたい方は以下をご覧くださいませ!
開発概要
この度の開発協力において、ストリクスではデザインから開発までを一貫して担当させていただきました。
デザイン
アンケートの特典ということで、プレゼント感やページを開いて「おっ」と嬉しくなるようなデザインにしました。
緑を基調としたにぎやかな、動物たちが楽しく暮らすようなイメージを与える、 絵本の1ページのようなかわいらしさを表現しました。
また、動物園様のご希望により、マスコットキャラクターの「ズーボ」が背景に隠れています。
ちょっとした遊び心も可愛らしさをアップしています!
Google model-viewer
前回の一本松ARと同様に、Google model-viewer機能でARを実装しました。
WEBARにはアニメーションに10秒の制約があります。
コアラの可愛らしい動きを表現するために、10秒の中でできるアニメーションを考えました。
アニメーションは、「座っているコアラが葉っぱを食べる➞あたりをきょろきょろ見渡す」という動作がループします。
機能説明
AR起動ボタンで、ARが起動します。
端末を動かして平面が検知されると、コアラが表示されます。
表示されたコアラは、拡大・回転が可能です。
また、ARとオブジェクトモードの切り替えが可能です。
ARCore(Android用のARエンジン)では、Googleの仕様変更により、AR起動を安定させるため、今回はAR起動でこのオブジェクトモードを一度挟む仕様としました。
Google検索でのARも、オブジェクトモードの表示ののち、AR起動となるので、この仕様に合わせた形となります。
GoogleではAR対応端末で検索をすると、ARを楽しむことができます。
最近では、「大阪なおみ」選手のサーブを見ることができるなど、ARを間近に感じるようになりました。
スポーツのオンライン授業も拡がっている昨今、フォームの確認にも活用できそうですね。
さらに、あの有名なエヴァンゲリオンに登場する初号機もARで目の前に出現できるなど、夢が広がります。
ARを利用した弊社開発実績
ARは業種や業界問わず、様々な活用が可能です。
ストリクスでは、今回のようなARをはじめとしたアプリの開発や動画・静止画の撮影やWEBサイト制作なども承っております。
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